大将何してるの?と聞くと、
ゆきちゃん農園で採れたえんどう豆で翡翠豆腐作ってる。

と必死な様子

翡翠豆腐の名前の由来は、宝石の翡翠の綺麗な緑色をした料理だから。

この綺麗なひすい色は、採れたてじゃないとでないのです。

「空豆3日」というように採って3日も経てば色もおいしさも変わってしまうので、鮮度が命です。

翡翠豆腐は鮮度も命やけど、時間も命やねん!と大将

作り方を聞くと、空豆やえんどう豆を茹で、裏ごしをして、

水でといた吉野葛を鍋に入れて火にかけ、よく練ります。

固まってきたら裏ごしをしたえんどう豆を入れてさらに練ります。

この作業は、よく練りながら素早くしないと、

口当たりがざらざらしてしまうそうです。

滑らかな口当たりにするために、職人の技が光ります^ ^

空豆は、名前の通り空に向かってなり、

えんどう豆は下に向いてなっているのも、面白いですね。

ゼラチンを使って固めた、翡翠豆腐も
透明感が出て綺麗なので、店での付き出しとしてお出ししておりましたが、

今はお持ち帰りのお弁当用に、温めていただいても溶けないように

葛で固めた翡翠豆腐をお作りしています。

ゼラチンの場合の食感は豆腐というより、

ゼリーに近いですが、葛の場合は胡麻豆腐のような食感です。

今の時期しか食べられない、まさに旬の味です!