しとしとと雨降りが続き梅雨が始まります。

立春から127日目、つまり6月11日ごろが歴の上では入梅(つゆいり)で、

昔は旧暦五月に降り続く雨であることから、

「五月(さつき)の水垂(みずだれ)」といい「五月雨(さみだれ)」とも呼ばれます

五月雨式ですみません 五月雨で失礼いたします。など、

何度もやり取りすることやダラダラと続く様子を表し、

ビジネスでも使われていますね。

さて、梅雨なんですが、

なぜ梅雨(ばいう)のことを梅雨(つゆ)と呼ぶのかというと

梅雨(ばいう)は中国から伝わった言葉です。

もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、

黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが、

梅雨の時期はしとしとと降る雨の恵みを受け梅のみが熟していきます。

日本では梅の実にしとしとと雨が滴り落ちる様子がまるで

熟した梅の実の汁(つゆ)がぽたりぽたり落ちているようだと、

「ばいう」のことを「つゆ」と呼ぶようになりました。

美しいですね!