先日は和処Re楽の閉店に際し、想像をはるかに超える多くの方々にご来店いただき、
33年分の想いが詰まった温かいお言葉の数々を賜りましたこと、誠にありがとうございました。
本日は、うれしいご報告がございます❤️
閉店の日、お客様が「これから開花する」との願いを込めて 届けてくださった百合の蕾の花束。
あの時は涙に暮れるばかりで言葉も見つかりませんでしたが、その優しいお心遣いが、
まるで未来を予言するかのように的中いたしました👏
大阪のうだつや旅館様からお声がけをいただき、「日本の食文化を世界に!」という、
まさに私どもの新たな夢にぴったりの機会をいただき、
インバウンドのお客様に寿司コースをご提供させていただきました。
アメリカからいらっしゃった母娘様と、6名様のグループ、
計8名様に和食の真髄をお伝えする貴重な経験をさせていただきました。
初めは緊張の面持ちで カウンターに座られた皆様でしたが、
一貫、また一貫と握られる寿司に、 次第に目を輝かせ、
「Amazing!」「This is real Japanese culture!」 と、
とても喜んでいただきました。
箸の持ち方から、醤油のつけ方、シャリとネタのバランス、
そして何より「一期一会」の精神で握られる寿司への想いまで、
日本の食文化の素晴らしさを、今度は私が海外からのお客様に
お伝えする立場となりました。
特に印象的だったのは、お客様が 「This is not just food. This is art!」
「This is the real heart of Japan」とおっしゃってくださった言葉です👍
まさにこれこそが、大将が長年追求し続けてきた「真心を込めた一貫」であり、
皆様が育ててくださった和処Re楽の想いそのものでした💗
言葉も文化も超えて、真心は必ず通じるのだと、
和処Re楽で積み重ねた想いは、これからも新しい形で生き続けていくのだと、
強く感じた瞬間でした🌟
大将も「こうして日本の食文化を世界に伝えられることは、 新しい喜びであり、使命かな?」と、
再び目を輝かせておりました。
閉店の札を掲げた時は、一つの終わりのように感じておりましたが、
あれは終わりではなく、新たな幕開けだったのだと今では思っております。
これもひとえに、長年にわたり温かく見守り、育ててくださった皆様のお導きがあったからこそと、
心より感謝申し上げます。
これからも、皆様から学ばせていただいた「おもてなしの心」を世界の方々にお伝えしていくことで、
少しずつ、この感謝をお返ししていければと存じます。
師走の足音が近づいてまいりました。
皆様におかれましては、くれぐれもご自愛くださいますよう、
心よりお祈り申し上げます。
また折に触れてご報告させていただければと存じます。