梅雨の時期、
しとしとと降る雨の恵みを受け
梅の実が熟してきます。
中国では、この季節カビが生えやすいので、
黴(カビ)の字をあて、「黴雨ーばいうー」といいます。
ばい菌の黴(バイ)です!!
日本では、この「ばいう」のことを、
梅の実が熟し、汁(つゆ)がぽたりぽたりと落ちる様子と、
雨がしとしとと降る様子を重ね
ばいうに『梅』の文字を当て、『梅雨ーつゆー』と読ませます。
美しいですね。
当店では、
梅の実を針打ちして、
70度のお湯で湯がき
何度もお湯を変えながら、
梅の毒素を抜いて、
シロップにつけ、
梅シロップを作ります。
昨年つけた梅酒の実でも
同じように、お湯で湯がき
お酒の成分を抜いて
シロップに漬け、
夏のさっぱりとしたデザートにします。