「黒文字」と呼ばれる料理屋さんなどで使われる爪楊枝(つまようじ)

女将のゆみこです。

お客様から「大将のとこの爪楊枝ええなぁ~」とよく言われます。

これは「黒文字」と呼ばれる料理屋さんなどで爪楊枝として使われています。

クスノキ科の落葉低木で、枝の斑点が黒い文字に見えるので、楊枝自体を「黒文字」と呼んでいます。

日経新聞によると、この「黒文字」は江戸時代には、歯ブラシとして使われていたということなんですが、効果として、鎮痙・胆汁分泌・殺菌・安眠・免疫活性・消臭など様々な作用があり、歯ブラシにするにはもってこいの素材だったのです。

「黒文字には整腸作用があるから、しがむと良い!」といって、食後の後、黒文字をしがんでいるお客様もいらっしゃいます。

決して下品ではなく、理に適っているのです。

昔はこの黒文字を「房楊枝」といって木の枝の先端を裂き房状にして歯を磨き、柄の部分で舌苔をこすり落としていたそうです。

朝起きて歯を磨き舌をこすることが、身を清める習慣として江戸の町の庶民に定着、歯の白い男は伊達男であり、吉原の遊女にモテたたらしいですよ。

芸能人は歯が命というコマーシャルが昔はやっていましたが、江戸時代は、歯磨きをしているかどうかで江戸っ子か地方から来たのかを見分けていたようです。

ちなみに既婚女性のお歯黒も虫歯予防の効果があったというからおもしろいですね。

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