草花の葉先に透明の露が結び、白く光って見えるという「白露」

二十四節気の中の十五節目です

日中と朝晩の寒暖差が大きくなると、朝には草や枝などにつゆがつきやすくなります。

草に降りた美しい露が白く光って見え、濡れて香り立つ草木からも秋の深まりを感じますね。

空気中の水蒸気が冷やされて、早朝に水滴となる露。

秋は陰陽五行の五行の配当でいうと

五色では白・五方では西・五味では辛

五臓では肺・五体では皮膚・五官では鼻

五志では悲しい・憂う です。

なので、この時季は人はなんとなくもの悲しくセンチメンタルになります。

西に沈む夕日を静かに見つめて人生を振り返るそんな時期です。

人生を四季に表すと秋は、60歳ぐらいに当たります。

しかし人生100年時代、100歳まで生きることを目標にするとまだまだ長いです。

これからの人生の方向を決め自分本来の人生を楽しむ、そんな意味を持った季節でもあります。

また、この時季は肺と皮膚の養生をしましょう。

日本人はなで肩が多く、胃腸が弱かったり、肺の機能が不十分だったりします。

肩が下がると呼吸が浅くなってしまうので、普段から意識して胸を張り肺を広げて

呼吸をゆっくり深くしましょう。

私は毎日瞑想をして呼吸を整えています。