冬の最後の節気となる「大寒」

字のごとく一年で最も寒さが厳しい時季です。

大寒の終わりの日が「節分」もともと節分は季節の分かれ目を意味するため、
一年に4回(立春・立夏・立秋・立冬の前日)ありました。

しかし「立春」を1年の始まりとしていた頃は現在の節分の日が大晦日にあたるため、
邪気を祓って幸福を願う年越しの行事が行われました。

豆まきも元々は邪気を祓う大晦日の儀式。
豆を巻いた後に数え年の数だけ豆を食べる風習もその名残です。

この時期は3日寒い日が続いたら、4日暖かい日が続くことを「三寒四温」といい、
大寒とはいえ寒い日ばかりでないという、暖かな希望を持たせてくれます。