「失敗は最大の師である」

女将

前回はスターウォーズのマスターヨーダの名言「師は弟子達が越えるべき存在なのじゃ」について大将に熱く語ってもらったけど

今回もマスターヨーダの名言の「失敗は最大の師である」についてまたまた熱く語ってもらいます。

 

大将

はい、失敗についてやな。

 

女将

いやいや失敗についてじゃなく、失敗から学んだ事や、失敗をどうやって克服したかを話してください。

 

大将

失敗について学んだことなぁ~

 

女将

まさか、ないの?
「おれ、失敗しないんで・・・」とかいう?

 

大将

ドクターXか!
いやあるよ、失敗いっぱいしてるから・・・

 

女将

良かった。じゃお願します。

 

大将

なんや、わしの失敗談を聞いて嬉しいんか?

 

女将

いやいや、「失敗は最大の師匠」やから。
失敗が多いほど学ぶことが多いということで。

 

大将

一番の失敗は、6年前に店を閉めたことやな。

 

女将

そやね。あれは、私にとっても人生最大の失敗でした。
「大阪寿司の灯りを消すなを」コンセプトに「大阪寿司 夷左翁」を立ち上げ、JRさんや大丸さんと提携して棒寿司を販売して、テレビにも出演してお客様にも本当に喜んでいただいていたのにね。

 

大将

一から作り上げて、16年店をやり、このままの調子で多店舗展開やら工場つくろうと考えていた時やったからな。

 

女将

でも、忙しすぎてみんな疲れていて、そばで見ていて、絶対に病気になると思ったもん。

 

大将
ほんまやな。今考えたら
朝5時に起きてシャリ炊いて、棒寿司何百本と作って、包装して、配達して、それから棒寿司の仕込みして、昼からの注文受けて、昼からは夜の店の仕込みをして、夜の営業をして・・・
また、次の日朝5時に起きて・・・

 

女将

今、聞いただけでも無謀やわ。
365日休みなしやったしね。

 

大将

今のわしにやれと言われたら無理やな。

 

女将

それは、わかってる(笑)年もちゃうしね。
じゃ、店を閉めて一番学んだことは?

 

大将

学んだことは、お客様のありがたさと継続することの大切さやな。
あと、健康第一。

 

女将

お客様のありがたさと継続することの大切さ。

 

大将

そう。店を閉めてわしの体調が治って、色々な店で勤めさせてもらったけど、わしがどこの店に行こうと、今までのお客さまが、ついてきてくださったこと。
ほんまに有難く感謝してる。

 

女将

そうやね。みなさん来てくれてはったね。

 

大将

だから絶対にもう一度店をしようと思ったし、今回、曽根崎に戻って来れたことほんまに嬉しい。

 

女将

「もう、どこにも行くなよ。もうついていけへんでって!!」皆さんおっしゃってるもんね。

 

大将

わしらの商売は、お客様があって初めて成り立つ商売。
信頼関係が第一やと思う。

 

女将

私も、先日嬉しかったのが、お客様のお友達が、「お前が造りをこんなに食べる姿、初めて見た。」とおっしゃったとき、
お客様が、「おれ、大将のとこでしか、造り食べへんねん。」とおっしゃったことなんか凄く感動してんけど。

 

 

大将

嬉しい限りやな。
この飽食の時代、どこに行ってもなんでも食べられる時代。
食の安心と安全をお金で買う時代やけど、お金を出しても本当に安心なのか安全なのかをどうやって確かめるのかがわからない時代でもある。

 

女将

大将の作る料理はいつも安心やからと遠回しにおっしゃって下さっているんやね。
昔から、安心で安全、新鮮で美味しいものをご提供してきたからね。
継続の大切さやね。

 

大将

そう。それにわしが、色々とうんちくを語るのも、皆さんがどこに行かれても、これさえ知っていれば、安心して食べられるようにと考えてのことや。

 

女将

まぁ、全てご注文をお聞きして一から作っているので、店が忙しい時は注文したお料理がなかなか出てこない場合もあるけど、
みなさん、文句ひとつ言わず待ってくださっているのは、逆に安心と安全を買っていることに誇りをもっているからなのかもしれないね。

 

大将

いや、わしがしゃべりすぎで、昔みたいに手がついていってないという噂がちらほら・・・

 

女将

年やね。

 

大将

年・年言わんといてくれるか!!

女将

じゃ、うんちくもほどほどに、これからも、皆さんに信頼して頂ける店であり続けるよう頑張りましょう。

 

大将

おっ、今日は真面目に終わるんか。

 

女将

いくら待っても料理が出てこない場合は、注文を聞き忘れている場合がありますので、ご注意を!

 

大将

やっぱり、真面目には終われへんのか・・・

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